座談会

座談会

ケイミックスの働きやすさをテーマに
女性社員と人事次長を交え
ざっくばらんに話をしてみました

自分らしく働ける職場とは?

※この座談会は2017年12月に実施しました。所属、勤務年数などは座談会時点のものになります。

入社した理由について教えてください

藤井:経理の仕事をしたいと思い、紹介予定の派遣社員として当社で働いていたのですが、しっかりと教えてくれる会社という印象を持ったので、そのまま入社を決めました。

西村:最終選考の時に面接官の方に、「他の会社もよく見て納得した上で当社に来て欲しい」と言って貰えたことや、その後に参加した内定者懇談会などに参加した時に雰囲気が良いと感じたことが決め手になりましたね。

岡本:就職活動は不動産にかかわる業種を中心に行っていました。その中で当社に出会い、他のビルメンテナンスの会社と比べ突出した明るさがあり、縁を感じました。

平野:元々清掃経験があり、社員で働ける職場を探していたら当社の商業施設の募集があったので応募しました。

常深:学生時代、スーパーでアルバイトをしていた際に、様々な世代の人とコミュニケーションが取れる環境を気に入っていました。同じように働ける環境を軸に就職活動をしていた際に出会ったのが当社でした。

産休・育休制度について実際に利用した感想を教えてください

平野:産休に入る前は、つわりが酷い時は休ませてもらったりしていました。仕事では作業などをいつも通り行えるか、正直なところ少し不安になりました。産休中はゆっくりと子どもと過ごせることが出来てとてもありがたかったです。ただ、職場復帰するにあたり保育園を探しに何度も役所に通ったり、決まって復帰してからも子どもが熱を出したりして急にお迎えにいかなければならない時は、みんなに迷惑をかけてしまっているので申し訳ない気持ちになります。たまにであればいいのですが、1週間後にまた早退と連続してしまった時は本当につらくて、泣いてしまったこともありました。みんなは仕方ないと言ってくれますが、そういう気持ちになることは事実ですし、子どもを育てながら働くということがとても大変だと痛感しています。

西村:例えば、朝の満員電車とか妊娠中に耐えられるのか不安があるのですが、実際はどうなんでしょうか。

藤井:私も平野さんと同じでつわりがありましたが、部署の人に相談し出勤時間を調整するなどサポートしてもらいました。復帰前も後も部署内のフォロー体制が整っているので安心ですし、感謝しています。妊娠を上司に報告した時も、辞めるのはもったいないから続けた方が良いと言われて、復帰も当たり前という雰囲気でした。1年9ヶ月休みましたが、復帰して本当に良かったと思っています。

蛭田:育休中に不安な点はありましたか。

藤井:人事の担当の人と書類のやりとりを日頃からしていたので、特別困るといったことは無く、安心して子育てに専念できましたね。

蛭田:ちなみに岡本さんは、将来、産休・育休を取得した場合、以前の部署に復帰したいですか。また、不安な点などありますか。

岡本:そうですね。当社は魅力的な部署が多くあるので、特別固執はしていませんね。でも今の業務が好きなので、同じ部署に戻りたいとは思います。ただ、仮に2年間育児休業を取得して復帰した場合、業務にかかわる法律や世の中の動向が変わっているかもしれません。それは不安ですね。

藤井:私も復帰したら経費処理に使用するコードをすっかり忘れていたり、最初は仕事モードになかなかならなかった(笑) でもそれは、それだけ子育てに没頭できる環境だったからこそだと思いますね。

蛭田:どのくらいで感覚を取り戻せましたか?

藤井:そのうち戻ってきます!大丈夫です!なんとかなるもんですよ。

常深:復帰してからすぐにバリバリやれる人なんていないですよね。両立していて良い点はどんなところですか。

藤井:働きながら子育てをしていると1日があっという間に過ぎるんですね。その分、職場も家庭も時間の使い方を工夫するようになりました。今後、多くの方が産休・育休を取得されると思うので、現在の私の働き方(両立)が参考になれば嬉しいですね。

ケイミックスのいいところ、
社風(職場の雰囲気)について教えてください

平野:同期入社や同年代(20~30代)の社員がいること、また最近では歳の近いパートさんも増えてきたこともあって現場の雰囲気は明るく、意見も言いやすいですね。

藤井:そうですね。特定の誰かがということではなく、一緒に働く人が全体的に優しいという印象を持っています。

西村:私の場合、就職活動中に選考で様々な企業に足を運んでいましたが、たいていの会社が「大勢のうちの一人」という対応でした。当社は面接の前後で人事部がフォローをしてくれるなど、個人に合わせたきめ細やかな対応をしてくれたことが印象的でした。

岡本:私も一次面接の良かった点について、二次面接までにフィードバックを貰いましたね。

蛭田:なるほど。人事部の思いが伝わっていて良かったです!

藤井:最近は女性社員も増えてきて職場が更に明るくなりましたよね。

蛭田:常深さんが入社した時より、女性社員は増えていますか。

常深:増えてますね。当時はガテン系のイメージが強かったことから女性の応募者が少なく、現場に女性がいると珍しいと思うくらいでした。今は、本社、現場問わず多くの女性社員が活躍していて、嬉しい変化を感じますね。

職場で、自分らしさや女性ならではの気遣いが活かせていると感じることはありますか? それはどんな時ですか?

平野:やはりビルメンテナンスは女性のパートさんが多く働かれているので、同性のほうが教育もしやすいと思いますね。また、マネージャー(男性)からは、お客様(オーナー様)への対応が上手だねと褒めてもらうこともありました。

岡本:私の場合は、例えば男性同士の間に流れるピリピリした空気の時に間に入ることがありますね。

蛭田:なるほど。クッション材としての役割を担えるのも女性ならではかもしれませんね。

西村:私は、「なでしこ会議」という、現場や本社で働く同世代の女性が集まって自由に意見を言い合える機会があることで、自分らしさ、女性らしさを自然に活かしていける職場だと感じています。

蛭田:色んな年代の方がいる職場というのもいい相乗効果を生み出せますよね。藤井さんはどうですか。

藤井:私は子育ての経験から忍耐強くなったと思いますし、それが職場でも活かせていますね。子どもは思い通りに動きません。自分の動かしたいようにはできず、話をじっくり聞いたら子どもの行動も変わることに気づいたんです。それからは我慢ではなく、答えを急がなくなったと思いますし、ちょっとしたことでイライラすることがなくなりましたね。

自分らしく働ける職場に必要なことは何でしょうか?

藤井:職場には自分とは異なる考えを持っている方が多くいますが、その上でお互いの存在を認めあえる環境になれば、自ずと自分らしさを発揮できるんじゃないかなと思います。

西村:ライフステージが変わっていく中で、働き方も変えられて、仕事とプライベートの相乗効果が出るといいなと思います。他人事ではなく、お互いに考え、助け合える職場がいいですね。

岡本:人に仕事がついているのではなく、みんなで仕事を共有できる環境が整っていれば、安心して育児に専念することができますよね。

常深:社員一人ひとりが置かれている境遇は違いますが、自分なりにどう会社へ貢献していくか考えることが大切ですね。一方で会社側も、当社で楽しく勤続してもらうには、きちんとした評価や適材適所を担保し続けなければなりません。
余談ですが、私が20歳の頃の新成人は200万人もいたのに、近年は120万人と大きく減少しています。多くの企業がある中から当社を選んで働いてくれている人たちを、大切にしていく使命があります。
私自身も実感している部分ではありますが、今後は育児だけではなく介護の問題も深刻化してくると思います。
だからこそ色んな方が互いに働きやすく、多様性に富んだ職場作りができるよう、人事部としても制度面などからサポートしていければと思います。